先日とあるTV番組で、ある部品メーカーの話を見ました。その部品メーカーは平均利益率40%、終身雇用、持ち家率70%(だったと思います)という近年の日本では考えられない企業でした。その番組冒頭を見ていると、さながら高度経済成長時の映像か、はたまた桃源郷のようでした。そして次第と明かされるその部品メーカーの強みを見て、ナルホドと唸らされました。
でも、印象に残っているのは、従業員の方々の明るい笑顔とやる気に満ちたコメント。もちろん全てがうまく行っている訳ではないでしょうし、TV番組用に造られたものかも知れません。でも、今の社会、そして会社の悲壮感や焦燥感は何だろうと漠然と思っている心が、少し羨ましいと感じたのも事実です。
そして、今日 ”日本社会はなぜ「解雇規制緩和論」を受け入れようとしないのか”というコラムを読みました。このコラムにも納得感はあります。この2つは二律背反なんでしょうか?