Type-C経由で映像が出ないケーブルがあったので、手持ちのケーブルのスペックを確認すべく、USB テスターを購入しました。2,411円也。
製品には取扱説明書もなく、製品販売ページに簡単な説明と操作の一部を撮影した動画があったので、Gemini に解説してもらいました。なので、正確でない可能性があります。
ちなみに、物理結線や PD Trigger は確認できたのですが、E-Marker を確認しようとすると画面の真ん中に "swirfe" の表示と画面左上に "E-Marker" と表示されるのが永遠繰り返されて、最初は測定できませんでした。
Type-C USBテスター 操作・診断ガイド
1. ポートの役割と使い分け
このデバイスは、挿す場所によって「診断の目的」が明確に分かれています。
| ポート | 役割 | 診断の対象 |
| 電源ポート (上部) | 論理・スペック診断 | 給電に使っているケーブルのE-Marker情報や、充電器のPDプロトコルを調べます。 |
| A-Port (左側) | ケーブル導通検証 | ケーブルを両端(AとB)に挿し、「中身が切れていないか(断線)」調べます。 |
| B-Port (右側) | 短絡(ショート)解析 | アダプタやソケット単体を挿し、「変なところが繋がっていないか(ショート)」を調べます。 |
2. 物理診断の詳細:Aポート vs Bポート
【ケーブルの健康診断】Aポート ↔ Bポート接続
ケーブルの両端をテスターの左右のポートにそれぞれ接続します。
目的: 断線(導通)チェック。
見方: 画面の「A1-12」と「B1-12」の対応点を確認。
全ピン結線ケーブルなら、全ての対になるピンが点灯します。
[D] モードを使うと、「A1がB12に繋がっている」といった詳細な内部配線(クロス結線など)がわかります。
【アダプタ・部品の診断】Bポート単体使用
Type-Cのメス-メスアダプタや、変換アダプタ、あるいは自作のソケット部品などをBポートのみに直接挿します。
目的: 短絡(ショート)チェック。
見方: 本来繋がってはいけないピン同士が干渉していないかを確認します。
[G] モード(グループ解析) を使うと、内部でどのピン同士がグループ(一蓮托生)になっているか、設計ミスによるショートがないかを視覚的に特定できます。
3. 論理診断:E-MarkerとPD情報の確認(電源ポート使用)
電源ポート(上部)に、調べたいケーブルとPD充電器を接続し、Rボタンを長押ししてモードを切り替えます。
[E-Marker] モードの読み取り:
正常: 「5A / 20V (100W)」などの詳細スペックが表示される。
ループ表示("swirfe"点滅): 電力不足、または通信不安定。充電器を変えるか、裏返して挿入。
エラー表示(「422 e!」): E-Marker未搭載(60Wケーブル)または通信エラー。
4. モード切替のまとめ
Lボタン(物理レイヤー):
[N] 低インピーダンス: 導通とショートの基本。
[D] 接続詳細: 「どのピンがどこへ」繋がっているかを表示。
[S] セルフチェック: 付属プラグで本体が正常か校正する。
[G] グループ / [H] ハイインピーダンス: 微細なリークや設計上のグループ化を確認。
Rボタン長押し(論理レイヤー):
[オシロ]: 電圧・電流の波形。
[PD Trigger]: 充電器の能力(5V〜48V)を引き出して確認。
[E-Marker]: ケーブルの電子証明書(ワット数等)を確認。
5. 診断のゴール
「このケーブル、100Wいける?」 → 電源ポート(上)に挿してE-Markerモード。
「このケーブル、映像映る?」 → A/Bポート(両横)に挿してTX/RXピンの点灯を確認。
「この変換アダプタ、壊れてない?」 → Bポート(右)に挿してショートがないか確認。