今日も朝から TechED に参加。
今日は夜イベントがあるため、いつもより1セッション目の始まりが30分早く、7時集合。朝4時頃目が覚めてしまったせいか、6時に起きる事ができず、6時半の目覚ましで起きてしまい、シャワーを浴びることが出来ませんでした。
いつもどおり会場で朝食を取ったのだが、いつもより人が少なく感じた。いつもより30分早いせいだろうか?少し早めに席を立ち、昼に会う約束をして、タバコを吸いに会場の外に。
1つ目のセッションを受講。大分早口でネイティブな英語にも慣れてきている。セッションでは VirtualPC がフリーズしていた。セッション中のアクシデントは面白い。
セッション後、TechED の PC でメールをチェックしていた時に気づいたのだが、会場にある PC は MultiLanguage Edition だったらしく、日本語IME を追加すれば日本語の入力が可能であった。昨日まではローマ字か英文でメールを送っていた。
メールを見た後、セキュリティのブースに行って見たが、本は配布していなかった。ダンボールを潰していたので、恐らく配布はしていたようだ。そのまま South に移動し、セッションを受ける。しかし、North の端から South の端まで5分以上かかるとは、会場が広すぎる。セッション後、いつものとおり会場で昼食を取る。
その後、少し仮眠を取りたかったため、30分ほどソファを探しながらノベルティを物色。
ポーチ
Tシャツ - Largeはでかい。
ボールペンとメジャー付きIDホルダー
ソファーの空きはなかったが、もたれることのできるクッションがあり、そこで20分ほど仮眠することができた。
午後のセッションは、Mark Russinovich という有名人のセッションを受講。セッションは「CLI426 - Windows Vista Kernel Changes」。
この人は多くの有名なツールを提供していることでも有名な方で、非常に有名な人。普通 TechED のセッションでは、Speaker が喋っている間でもどんどん質問が投げかけられますが、この人は別格、皆聞き入っているのがわかります。日本で言うカリスマ性のある人なんでしょう、セッションを受けただけで感じることができました。
現時滞在中、横浜の TechED を企画されている方とお話する機会がありましたが、Mark を横浜に呼びたいが、メールで1回断られていて、このセッションの後で声をかけてみると言われていました。是非実現するといいですね。(後日聞いたところ、「行けなくてごめんね」と言われたそうです)
今回の TechED ではこの人の4つのセッションを全て受講したいと思っています。こういった目標を持てた事により、わざわざフロリダまで来た意義を持てた気がします。
このセッションでは、実は一番前の左端に座っていたのだが、Mark はセッション前から余裕があったらしく、真ん中あたりから一人ずつ声をかけていっている。私の右は5,6人ぐらいの人が座っていたが、とうとう私の左の人まで声をかけてきた。やばい、英語が聞き取れず会話にならなかったらやだなーとドキドキしていると、スタッフが後ろから声をかけ、壇上に戻ることに。いい経験なので一度喋ってみたいと言う気持ちもあったが、何より英語のレベルを上げてからにした方がいいとも思いました。
セッションを録音していたおかげで、デジカメのバッテリーが切れてしまったため、ホテルに戻り、充電&ゆっくりすることに。次の4時半のセッションに再度 Mark が登場する。
ホテルの部屋に戻ると、いつもと違い灰皿が裏返しになっていた。ベット脇の時計を見ると 4:00pm になっているが、会場を2時半過ぎに出たはずなので、時計を1時間進められている。
少し考えると、そう言えば今日は枕脇にチップを置き忘れた事に気づき、悪戯だな という結論に至った。明日は $2 置いていこうと思ったが、さらに翌日も $2 だと思われるのもいやなのでやめにした。
部屋でゆっくりしていた時に TV を見たが、Tyra Show なるものがやっていて、FAT をテーマにしていた。日本でもよくある痩せるまでのドキュメンタリーやモデルとのトークショーだったのだが、日本より食事の量が多いアメリカではより大変だろうと思った。
部屋を出たところで、ホテルの従業員とすれ違ったが、声をかけても無愛想だった。チップのせいかとも思ったが、多分違うと思う。
会場まで歩いて戻ったのだが、会場から出てくる人が多い。興味があるものがないのか、この後のイベントに備える為か、多分後者なのだろう。
Mark の「SEC325 - Advanced Microsoft Windows Troubleshooting with Sysinternals Process Monitor」を受け、会場内のPCでメールをチェックする。メールには18時にホテルで待ち合わせとあるが、現在17:49。5分ほど遅れそうだ。
5分遅れの18:05にホテルに到着。ロビーに1人居たが、もう1人の人と連絡がつかないそうだ。待っていると他の2人の人が帰ってきて、その人と一緒に行く事になった。さらに待つこと10分、探していた人が現れたが、体調が悪く部屋で寝ていたということであった。結局今日はイベントに参加しない事になった。
待っている間に外でタバコを吸っていると、一人の外人に話しかけられ、Universal Studio までタクシーで相乗りしないかと誘われた。他に6人程度の仲間がいると言うと少し考えて、1人でタクシーに乗っていった。後から考えると正解だったと思う。
4人でタクシーに乗り、ホテルに迎えに行く。ドライバーにこのタクシーは何人乗りかと聞くと14人乗りだと答えが返ってきた。ミニバンタイプだが、さすがアメ車はでかい。
ホテルに着いたところで1人降りて、ロビーまで迎えに行くが、なかなか戻ってこない。ドライバーが状況を飲み込めていないのか、色々質問してくるので、説明してわかってもらった。でも、人を待たせるのは好きではないので、半分ヤキモキ、半分イライラしてくる。
前に座っている人に、時間がかかるなら一旦タクシーを降りて、待つ事を告げに言ってもらうが、ミイラ取りがミイラになってしまった。
少ししたらバラバラと現れ、さらに2人来ると言う。さっきは2人違うホテルにいると言っていたが、なんだったのだろう。どうもこういうシチュエーションは苦手なので、私は集団行動をしないのだろう。
やっと、Universal Studio に向かうが、道が非常に混んでいた。10分ほどかかり、CITY WALK の橋の下を通り過ぎると、皆が CITY WALK に行って欲しいとドライバーに口を揃えて言う。CITY WALK は非常に混んでいるので、CITY WALK から行った方がいいよと言うと、しょうがないなという感じで皆納得したようだ。
TAXI を降りると、多くの人が歩く歩道に向かっていた。
途中、紙と袋を持っている人が、早口でまくし立ててきたが、何度も断ると、困った顔をして去っていった。なんだったのだろう。本当に早口で、さらに雑踏の中なので、聞き取れなかった。気を取り直して、荷物検査を受け、アトラクションに向かう。
6時から振ってきた激しい雨が小降りになってきた。どうやら折畳傘は不要となってくれそうだ。
さっきまでアトラクションで遊んでいたと思われる一般客が前から歩いてくる。今回は Microsoft が TechED 参加者のために7~11時を貸し切っているということで、さすがは本家だけあって、豪快の一言。日本で東京ディズニーランド貸し切りとなったら凄いなぁと思う。
ゲートの横のチケット売り場でチケットを購入している人がいたが、家族を連れて来れるという事を思い出した。通常 Universal Studio は1日単位のチケットしか購入できないはずだが、幾らなんだろうと思いつつゲートに向かう。
ゲートから中に入るが、沢山の人で溢れ返っていて、それもその筈、さっきの雨でほとんどの野外アトラクションが止まってしまっているということだった。
まずは、20分待ちのスパイダーマンの待ち行列に加わる。20分も待たずして、中に入ることが出来た。スパイダーマンはかなり面白かった。結局は動くシートと3Dメガネの組み合わせだが、微妙なシートの動きと人間の錯覚を組み合わせたスピード間や落下している感覚が絶妙だった。さっきまでのもやもやも一気に吹っ飛ぶ。
興奮冷めやらぬまま、次のアトラクションを探す。途中空いている Meals Deals という食べ物屋に入る。Chinese しかないと言われるが、どうせタダなので、少し腹に入れようと言う事で食べていく事に。これが意外に美味しく、結構腹一杯になるまで食べた。30分程ゆっくりした後、再び散策に。
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのようなものを見つけ、喜び勇んで駆け寄ろうとすると、1人の人が、これは凄く濡れる危険な乗り物なのでやめた方がいいと盛んに言うが、他の人はお構いなし。皆で押し切る。
実は Universal Studio に入った時に Universal Studio のロゴが入ったレインコートを配っていたが、数人分しか入手できず、後でロゴなし透明なレインコートを入手していたので、数人が早速身に付け始める。私がいるグループは4人ともレインコートを誰も付けず、付けると裏切ったなーという雰囲気に包まれていて面白かった。
いよいよ順番が来て、シートを跨ごうとした時、シートがびしょびしょに濡れているのに気づき、このやばさ加減に気づいた。前回の Universal Studio の教訓で、ズボンは濡らしては駄目だと悟り、レインコートを出して、脚を包んだ。
これもスパイダーマンとは違う意味で非常に楽しめた。最初から水飛沫が凄く、皆で「ありえねー!」を連発し、日本にはない豪快さを感じ、終始笑い通しだった。最後の着水は凄まじく、1人目と2人目の人は上からバケツで水をかぶったようだった。私も両肩から胸にかけてびしょびしょになった。ただ、レインコートのおかげでズボンだけは濡れずに済んだ。降りた後、ズボンまでずぶ濡れの3人からブーイングではあったが。
こんなに大笑いしたのは久し振りだが、非常に楽しかった。
アトラクションを出てしばらく歩くと、チュロスとポップコーンを配っていた。チュロスは甘すぎるが結構美味しかった。
他のアトラクションは再開していたが、軒並み80分や90分待ちという状況で、普段より混んでいる状況だったため、ミニジェットコースターに乗った。これは本当に子供向けで、大人には物足らないものだった。
時間は10時をまわったところで、後は土産屋に向かい帰る組と、引き続きアトラクションに乗る組に別れ、スパイダーマンの回転と疲れで、私は土産屋組にした。Universal Store を少しうろついた所で、少し気分が悪くなり、外でタバコを吸って待つことに。
一緒に Universal Store に来た1人が、去年の横浜 TechED2006 の Atendee Party で優勝して招待された人だった。何千人の中から選ばれた強運の持ち主だった。この人は、今回 TechED のセッションは1つも受けずに、Disney Land, Universal Studio, NASA を巡っているらしかった。
TAXI でホテルに戻り、シャワーを浴びた所で 0:30am。
日本に戻る為の準備をして、少し遅めの2時頃寝た。