2007年7月22日日曜日

アドエスをビックカメラで体験

予約数が1万という記事を見かけましたので、既に入手されている方も多いのでしょうが、私は今日初めて近くのビックカメラで実際のアドエスを触ってきました。

ビックカメラでアドエスのコーナーに行くと、好評発売中の垂れ幕が。まだ購入可能なようでした。
まず触って思ったのが、記事でよく書かれているように、小さい。普通の携帯より縦方向は大きいですが、持った感触は普通の携帯サイズになったという感じでした。以下の記事にあるようにやはりポケットに入れられるサイズになって欲しいという思いはありました。
http://japan.internet.com/research/20070302/1.html

画面を操作して感じたのが、レスポンスが早くなっていると感じました。スペック上あがっていることは知っていましたが、初代W-Zero3 のもっさり感から、2倍程度早くなっている事が体感できました。ただ、これで十分というレベルではありませんでした。

カメラを操作して感じたのが、マクロ接写が出来る点と、画像が良くなった事でした。初代W-Zero3 のカメラはほとんど使い物にならなかったですが、メモ程度であれば十分使い物になると思います。
あと、「名刺リーダー機能」という OCR機能を使用してみましたが、思っていたより読取精度が高く、使い物になる気がしました。ここは予想外でした。
続いて、動画を撮影してみようと、動画ボタンをクリックしたところメモリ不足の表示が。Outlook と Opera があがっている状況でしたが、やはりメモリには悩まされそうな気がしました。増設か購入時に増やす選択肢が欲しいですね。

本体横のボタンやインターフェースについてですが、操作ロックボタンはやはり便利だなと感じました。あと、USBインターフェースのカバーは本体と一体となっていて、いい感じでした。何より良かったのが、縦横切替のボタンが少し中に入り込んでいて、誤って押すことが無くなった点が一番の改善点だと思いました。スタイラスペンを収納する部分が省略されてしまったのは、少し残念でした。まあ、本体サイズが小さくなったこととトレードオフなのでしょうから、仕方ないとは思います。
ちなみに、多くの方はストラップにスタイラスを付けると思いますが、「京都丑や」「スタイラスホルダー」というなかなか良さそうなものを見つけました。または、PDA工房HTT スリムケース for Advanced/W-ZERO3[es] という選択肢もあります。

続いて「Xcrawl」ですが、こちらはイマイチな感じでした。やはり iPod と比較してしまいますが、インターフェースの成熟度は雲泥の差があります。操作感がぎこちなく、しかもスクロールバーに割り当てられていないなど、直感的なインターフェースではありませんでした。

それ以外で気になったのが、スライドキーボードが簡単に開いてしまうことでした。手に取って、少し力を入れるとキーボードがスライドしてしまいました。恐らく展示用で何回も開け閉めされていたために、段々緩んできてしまっているのだとは思うのですが、使い込むと、同じ状況になるのではないかと思います。


色々書きましたが、総合すると、初代 W-Zero3 から健全な方向で進化をしている事がわかり、ますます欲しくなりました。そろそろ我慢の限界を迎えつつあり、物欲に負けそうです。


最後に私の考える今後の改善ポイントを列挙しておきます。
  1. メモリ増強。
  2. バッテリー増強。
  3. 「Xcrawl」を直感的且つスムーズにする。
  4. Bluetoothの搭載。
  5. スライドキーボードの開閉部分。