2008年6月23日月曜日

スパイラルテープとパンツ

3年前の春先に首に違和感を感じ、その後、脳のCTやMRI、首のレントゲンやエコーをやり、問題なしとの診断結果。
この歳になるまで感じたことが事がなかった肩凝りだなと思い、ラジオ体操、ストレッチ、ヨガを試し、その挙句に筋を痛めることも。

その後、会社の人からお勧めの整骨院を紹介してもらい、通い続けました。時には良くなりましたが、パチンコで熱いリーチが来ると気分が悪くなる事があり、そのまま大当たりを引いた場合には、店員に代わって貰った事も。
そんな事が何回か続いた後、何気ない時にも突然気持ち悪くなったり、意識がふわーとしたりという回数が段々に多くなりました。

先週の打ち合わせ中には、自分の資料を読み上げている最中に気持ち悪くなり、とうとうギブアップをする事に。興奮したり、緊張すると気持ち悪くなるようです。
次の日には、トラブルで24時をまわり、帰り支度にパソコンを落として回っている最中に立っていられないほど気持ち悪くなりました。
木曜日には飲み会でしたが、落ち着いて座っている事も厳しく、絶えず肩を回したり、揉んだりしている状況。

今日も先週と同じ打ち合わせで、自分の資料を読み上げている最中に気持ち悪くなりましたが、何とか少しずつ間を空け堪えました。

最近、薄々、精神的なものか、自律神経だろうなとは思っていました。

今日偶然に近くにスパイラルテープを処置してくれる整骨院があるというのを聞き、それも身近な人の効果があったという実例込みで聞くことが出来ました。

夕方、少し風邪気味だったということもあり、6時過ぎには会社を出て、その整骨院に向かいました。途中同期とばったり出くわしたりしつつも、7時少し前に目的地に到着。
意外と簡単にその整骨院を見つける事が出来ましたが、待合所らしき所に4人ほどいるのを見て素通り。少し迷いましたが、藁をも縋る気持ちで中に。
最初にアンケートを答え、待合所で待つ事に。好きな漫画(名探偵コナン)があり、それほど待つ事自体は苦ではありませんでしたが、やはり多少緊張しているのか少し気持ち悪く、それが苦痛でした。

途中まあまあ可愛い女子高生が来院して待合所の対面の席に座りました。
その子は、最初は大股開き。その後は足を組むのですが、足と膝が水平になる足の組み方。当然角度からはパンツが見えます。その後も、大股開きでスカートの上から股を掻くという体たらく。この子は、体験済みで性に無頓着か、はたまたその逆か。娘を持って、考える事が変わったかもしれません。

合計1時間待ったのですが、途中10分程首の後ろを温められました。

そして、待ちに待った順番です。
先生は、第一印象としては余り好きではないタイプで、ぶっきらぼうな感じの初老の人。

ベットに腰掛、いくつか質問がありました。「自律神経の関係で医者にかかったことは?」
問いに”ない”と答えると、「多分、自律神経だね」と。

横になると、自分の手をあちこちに移動させられ、その合間に指診をしていました。そんな事を何回か繰り返した後、またベットに座るよう促され、「どう?軽くなった?」と質問されました。
は?何が?と思いつつ、肩に意識をやると、どうやっても緊張が解けず持ち上がっていた肩が下がっている事に気づき、そして、肩が楽になっていました。首が絞まる感じと背中のコリを告げると、そんなに一変に変わらない、と一蹴されました。そして、足に貼ったテープの話を受け、初めてテープが貼られた事に気が付きました。
その後は、指、胸、背中と貼り、最初に比べれば軽微な変化ですが、少しずつ気分が晴れ、肩周辺が軽くなる感じがしました。背中にシップを貼っていましたが、これはテープにマイナス効果を与えるという理由で剥がされました。
最後にテープはなるべく長く貼る方がいいが、頭痛が酷くなったりしたら、まず右足親指近くのテープを剥がして様子を見る様に言われました。ここが一番効果がある場所だそうです。


本当にびっくりです。
肩を揉まれたり、引っ張るなどは無く、ただテープを貼っただけなのに。

家の車は少しバッテリーが弱まると、走っている状態から停止したアイドリングでエンストを起こす事が良くあります。これは燃調をコントロールしているコンピュータが適切にコントロール出来ていないからだと思いますが、人間の体も同じですね。

まだ、1日目ですが、暫くは通う動機には十分な効果がありました。