2010年4月14日水曜日

Frightened worker

今日 「さよならハッピー・ワーカー」というコラムで「フライテンド・ワーカー」という言葉を知りました。
そして、このコラムで印象深い言葉を2つ抜き出して引用させて頂きました。
  • 効率化で失うもの:昨今、技術者に求められていることは、期間を短縮する、設計工数を削減するなど、「減らす」ことばかりである。以前より安いコスト、短い開発期間で完了させることが求められ、実際に以前より少ない予算と短い期間しか与えられなくなっている。時間的にも資金的にも余裕がないから、チャレンジをしない。チャレンジをしないなら工夫を盛り込む必要はない。工夫がなくても済むようにと過去をトレースする。まねをする。まねをするだけなら、考える必要などないだろう。
  • NTTレゾナントが中小企業を対象に実施した調査結果によれば、企業が実施したコスト削減によって社員の6割以上が「モチベーションは下がる」と答えた。

正社員を含めた人材の流動化をせず、フライテンド・ワーカー・モデルに移行している日本は、この先どうなるのでしょう。不安は老後だけでは無く、直ぐ近くにあります。